アローFX、リクライニング、チルト、振り子型、座席角度調整機能

床面0センチまで座席が下がる電動車椅子





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室内外兼用 座席昇降電動車椅子 
FX

型番 特徴 金額
FX08 2008年 フル装備FX
座席昇降・開脚・チルト・リクライニング・足掛けエレベーティング機能搭載

詳しくは・・・

 310万〜
FX 2007年までの標準FX
座席昇降・開脚機能搭載

 

 

詳しくは・・・

 208万〜
 

 

座席昇降式電動車椅子 FX 詳細説明

 

目的
独立移動能力の低下を示す進行性筋ジストロフィー症者にとって、手動式車椅子を自力で動かすことは長期的には困難であり、この点からも電動車椅子の使用は移動能力向上とともに日常生活の面でも生活環境の拡大につながり有用です。
一般の人の生活が三次元の空間で成り立っていることから考えて、車椅子にも三次元の動きを持たせることは必要なことです。体重の重い方の床からの乗せ降ろしや、自力で四つ這い、いざりができる方の場合、座席が床にあれば自力や少ない介助で乗ることが出来ます。また、座席を通常の椅子の高さより高くすることができれば、床やベッドからの乗り移り作業時の作業姿勢、各種動作が容易になります。これら自分の意思で生活動作ができる機器の開発普及により、障害者の日常生活を改善し介助者の負担を大幅に軽減できると考えます。

方法
四肢障害者が乗り移れる座席高さを測定すると、四つ這いができる場合、百数十mmまで下降できれば充分ですが、いざりができる程度では障害により差が大きくシート一枚の厚さでも問題になる場合があります。そこで座席を上下式としシートにはクッション等を使わず、薄いナイロン地の中に帆布をはさんだシートを採用しました。これにより座席高さはシート一枚の薄さにすることができました。(クッションや特殊空気構造のクッションが必要な場合は薄く硬い座
シートの上に置く方式も採用できます。)
座席を昇降させるために、座席の両側にある柱に座席昇降機能を組み込みました。
さらに08シリーズからは、チルト機能、リクライニング機能、足置きエレベーティング機能が 矛盾無く追加されました。


その他設計に留意した点
(1) 筋力の低下した障害者が使いやすいように押し
ボタン等は30g以下の操作力にしました。走行操作用
ジョイスティックレバーは安全のため通常の電動車椅子と同じ操作力になっていますが改良は可能です。
(2) スイッチ類は指先の操作で充分コントロールしや
すいようにベルクロ固定とし、自由に移動できるように
しました。
(3) 床、ベッド、机高さに対応できるように、座席の高さが変化できます。さらに、極薄型シートを使用すれば、座席高は2mm〜700mmとなります。
(4) 最下部での乗り降りの自由度を高めるために座席のシートの左右のキャスターアーム、肘掛けを左右とも45度開くことが出来るようにしました。
キャスターアームは体重や車体の前方の荷重を支える重要な強度を必要とする部位のため
電動により開閉させる方式を採用しました。
肘掛けは軽い操作力のため手動開閉としました。これにより床からの乗り降りの自由度は大幅に改善されました。その上この電動キャスターアーム開閉方式により、座席が床まで降りる電動車椅子では最も困難とされていた全体幅600mm以下を実現させることが出来ました。しかも大人でもゆったりと感じる座席幅400mm以上の広さも実現しています。

結果及び考察
四つ這いや、いざり移動が可能なステージ5、6の障害者では、座席の昇降により独力で乗り降りが可能となりました。
ステップが座席と分離してあり座席シートをベッドに差し込むようにできるため乗り降りが安全です。
日常生活でも空間を有効に利用でき、介助も減少することができます。病院内はもとより、退院した場合の介助に使用すれば、家族の介助負担も大幅に軽減できます。
電動車椅子使用による筋力の低下等、体へのデメリットについてはリハビリ等で充分に補えると考えます。
一人でも多くの障害を持つ方々に自分でできる喜び、人の役に立てる喜びを知っていただきたいと願っています。